【目的】
日本の中小企業の抱える現地ニーズ・市場環境等の情報不足といった課題を解決し、BOPビジネスの動き出しを援助する。
【概要】
①ご協力いただける企業様の製品について学ぶ。
②インドのグジャラート州に赴き、NGOらとともに現地の課題を調査する。
(現地で商品の需要はあるか?使ってみた現地の人の感想はどうか?価格はいくらが妥当か?)
③調査で得られたニーズを企業様へフィードバックし、製品アレンジの提案をする
(④企業様のご希望に応じて、報告会、講演会、若手社員様とのワークショップ)
【訪問場所】
インド グジャラート州 Ahmedabad、Kankaravadi村
(ご協力いただく大東文化大学教授の篠田隆先生のご紹介により)
【滞在期間】
調査実施:2011年12月24日〜2012年1月4日。
多少の変更はございますが、大学の冬季休業中に実施します。約12日間です。
【活動計画】
10月 | 企業様決定、教授との調査準備 |
11月〜渡航前 | 企業様とのご相談、企業様の製品についての学び、教授との調査準備 |
12月末〜1月初め | 渡航・調査 |
1月 | 調査のまとめ・報告書作成 |
2月〜3月 | 企業様へのフィードバック・提案 |
【SIBPが提供できるメリット】
・企業様とご相談し、柔軟な調査が可能
・調査・コンサル会社への依頼ほど資金を必要とせず、途上国調査が可能
・学生らしさの視点の導入
・中小企業様の情報の学生への広報が可能(講演会、報告会等)→人材採用に有利
・学生とのコラボによるメディア露出も狙える可能性
(2)グジャラート州とは
・インドで最も工業化が進んでいる州。
・人口5854万人。
・州内最大の都市アーメダバードは州人口の2割を占め、インド第7位の人口をもつ。
・昔から貿易が盛んで、グジャラート人には才気あふれる商人が多い。
・使用言語は英語。農村では主にグジャラート語。
①政治的安定性、②安定したインフラ、③道路・鉄道・港の発展による輸出入のしやすさ
から、ビジネスを行いやすいと言われています。
また、グジャラート政府が積極的に企業を誘致しており、数年後に「日本町」を建設予定しているようです。
*産業
工業製品全般、宝石加工、食品加工、バイオテクノロジー、化学品、製薬・医薬品、ITなど、幅広い産業基盤を有しています。
鉱物資源も豊富で、鉱業・セメントなどの分野も伸びています。
農村では、綿花栽培が盛んに行われています。
*農村
Kankaravadiは小規模な村で、800人(160世帯)村全体に調査ができるというのがメリットです。
平均世帯年収は約15万ドルとされており、BOPでもMOPに近いです。
コカコーラやユニリーバ等、BOPビジネスで有名な外資大企業の製品は既に入ってきています。
都市と比較すると農村の物価は高く、BOPペナルティが存在します。
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